癒しの存在

私の日常で、一番の癒しはペットの”チンチラ”ちゃんです。
チンチラというと、「猫ですか?」と言われがちですが、見た目がウサギのようなネズミのような齧歯類の動物です。
まず、私の家庭では生き物を飼育することが何度かありました。
金魚を4匹(家族1人1匹)・ハムスターを3匹・犬を1匹
元々父親が動物好きで、私も自然と動物好きになっていました。
金魚とハムスターは、残念ながら寿命が短く早いお別れでしたが、犬は16年生きてくれました。
愛犬はミニチュアダックスフントのレッドの女の子で、とても賢く愛らしく、家族みんなから愛されていました。
よくある「お座り・待て・お手・おかわり・お回り・ゴロン・ちょうだい・バーン(銃で撃たれたように倒れたふり)」など、芸もすぐに覚えてくれ、犬の賢さに感動しました。
ただ、、12歳頃に腰椎椎間板ヘルニアを発症してしまい、亡くなる前3年程は歩けなくなっていました。
ミニチュアダックスフントは、ヘルニアになりやすいと認識していたため気を付けてはいたのですが、ある日突然ソファに上がることができず、明らかに動きが鈍くなっていました。
すぐに病院に行き注射で一時回復したものの、また重い症状が出たためやむなく手術をすることになりました。
お医者さんも、術後歩けなくなる可能性が高いとおっしゃっていましたが、今の痛みや痺れの辛さと、合併症のリスクを考え、手術による回復の希望にかけて決断しました。
本人は何も言えずこんな小さな体で耐えているんだと、病院に行く時も帰る時も涙が止まりませんでした。
術後、マッサージや運動療法を行いましたが、回復は叶わず。。オムツをはいて前足で移動する状態になりました。
下半身は不自由になってしまいましたが、上半身は元気で食欲もあり以前と変わらない表情で過ごす姿を見て、家族全員涙がこぼれました。
それから約3年後、最期は老衰により家で静かに亡くなりました。
金魚とハムスターが亡くなった時も、悲しみは大きく子供ながら深く涙しましたが、やはり一緒に過ごした16年という時間は長く、愛犬を見送った悲しみはとても深いものでした。
そして、愛犬との辛い別れによりもうペットは飼わないだろうと思っていましたが、やはり寂しい気持ちがあり、、数年後、家族で話し合い”これで最後”とチンチラをお迎えすることになりました。
チンチラの寿命は平均10~15年とのことですが、現在5歳で病気もなく元気いっぱい。
毎日癒されると共に、今日も元気でいてくれてありがとうと感謝しています。
お別れは考えたくないことではありますが、いつか来る日、この子にとって良い最期であるよう、愛情たっぷりのお世話をして遊んで一緒に過ごしたいと思います。
一番小さな大事な家族
愛情が伝わっているといいな